個人事業主という道~プロ意識をもつ

東京移住

 退職して独立というと、能力のある若い人の話のようだが、定年退職を機に個人事業主になる人も多いと聞いていた。書店の「起業・個人事業主」コーナーに行き、本を3冊ほど買った。セミナーにも出てみたいが、よくある女性起業家向け講座は若い人向けのようだ。同年代で個人事業主をしている3人(60代後半)に話を聞く。何十年も一人でビジネスをしてきた女性たちは、本当にすごくて頭が下がる。

 定年退職後に始める一人起業について、メリットやリスク、ノウハウなどを調べてみた。まずは、これまでの職歴や経験をふまえて何ができるかの「たな卸し」。キャリア・アカデミック支援、英語を使ったインバウンド観光関連、日本語教師…。語学力アップや資格取得に向けた勉強など、スキルアップが必要なことを確認する。美容で資格をとったものがある。8月には都内に関連サロンがオープンするので、これも活用したい。

 次に、複式簿記のソフトを使えるようになること。それから、発信力としてのSNS活用。ブログ、Xなど、少しずつ発信練習を始めることが大切。時代にあった言葉の選び方やキーワード選択、写真の撮り方や載せ方については、若い人に教えを乞うことにした。

 自分の体力や気力とも相談しなければならない。頑張りすぎて、何のためにやっているのかを見失ったら、会社員時代と同じになってしまう。本には、「残りの人生でやりたいことリストをつくって、時間の配分を考えること」とアドバイスがあった。そして、個人の生活費と個人事業の経費とをしっかり区別するために生活費を見直し、一人起業家としての自覚と金融リテラシーを身につけることと書かれている。

 定年退職して2か月がすぎ、次の10年を一区切りにゴールを設定する。今までの延長線ではない。でも、これまで得た知識と経験を卑下することもない。一つ一つを丁寧に、「そこまでやるか」という姿勢で取り組もう。人生のプロという意識をもって、なんでもチャレンジしてみようと思う。

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