テレビのニュースでちらっと見たことがある競馬。地方にいるときは、競馬を大型スクリーンで中継する「ウィンズ」という建物に入る車を見かけては、中がどうなっているのか想像するくらいだった。羽田空港から都心へのモノレールから見える大井競馬場に一度行ってみたかった。都内を走る私鉄でPR動画がガンガン流れている。ということで、「薔薇薫る、麗しの舞台—オークスGI」というキャッチコピーに惹かれて、東京競馬場に行ってみることにした。
東府中駅からたった一駅だけのために、電車が出ている。大勢が乗り降りするからか、府中競馬正門前駅のプラットフォームはやたらと幅が広かった。人の流れにのって正門をくぐると、ローズガーデンでゆったりしている人たちが目に入る。片腕に真っ赤なバラの刺繍が入ったデニムのジャケットを着こなす男性がいて、帽子もオシャレ。
パドックという、これからレースを走る馬を見るところには何重にも人垣ができていた。広くてきれいな場内で、見よう見まねで馬券を買う。ガラス越しに、騎手や競走馬が見られホースプレビューやフードスタンドを横目に、コースに出てみる。全部見るならもっと早くこないと駄目だ——!
三歳牝馬が走る今年のレースでは、女性の騎手が優勝した。スタート前のファンファーレ、目の前で疾走する馬たち、ゴール直前に響き渡る会場からの声援、大型マルチスクリーンに映し出された騎手に贈られる拍手と、素敵な時間が過ごせた。
東京暮らしのいいところは、思い立ったら色んな場所にすぐ行けること。次は野球場に行ってみたい。多国籍フードフェアもあちこちでやっているから、とりあえずいろいろ行ってみようと思う。





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