ネイル

ヘルス&ビューティー

 3年前になる。65歳を祝う同窓会で素敵な色のネイルに目がとまった。白っぽい大人色。ずっとネイルサロンに通っているとのこと。今まで若い人の爪は見ていたが、同世代の友人の爪には気がつかなかった、

 早速予約してネイルサロンに行ってみたら、自分の爪ではないみたいにきれいになった。今までは爪のまわりの皮膚がめくれたり、爪の先が欠けたりしていたが、そんな悩みがうそみたいに手先や指先を見るのが楽しくなった。パソコンのキーボードに触れても邪魔にならないし、料理やお皿洗いの時もあまり気にならない。もっと早くからやればよかったと思った。

 爪が伸びるのは速い。夏なら3週間、冬は4週間くらいで根元に隙間ができて気になり始める。次はどんな色にしようか。グラデーションやラメを入れたり、マグネットにしたり、小さめのシールを入れたりと、バリエーションが増えていった。しかし、お金もかかる。ネイルをやってもらう間の会話が続かなかったり、話題も尽きたりしてきて、2年くらいたつと通うのが少々面倒臭くなり始めた。

 そんな頃、人気キャラクターのデコレーションに凝っていた娘が、自分でジェルネイルをするようになった。とりあえず自分でできるようにと、やり方を教えてくれるサロンに行ったらしい。「セルフネイルレッスン」という。「メイクレッスン」というのもあるそうだ。「東京には何でもあるね」とうらやましく思いつつ、定年退職したら自分でやることに決めた。

 今、シンプルなものなら自分でできるようになった。プロのネイリストさんがやってくれたように、爪の形をもったり長くしたりはできないけれど、100円ショップでもいろいろな色が買えるから、60点くらいの出来栄えで満足すればいい。時間がかかるのは、ジェルネイルをオフにする時だ。ネイルマシンをあてて、爪自体に傷がつかない程度に、気をつけてジェルを削る。

 予約しなくていい気楽さがある。それにしても、プロのネイリストさんの技(わざ)は、本当にすごいと思うのである。(写真は今までにやってもらったプロのすごい腕前のコレクション)

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