" /> シニア都会移住:肩書が消えた日 | 定年退職コツコツ日記

シニア都会移住:肩書が消えた日

 ついにやってきた定年退職の辞令交付式。昨年までは見送る側に立っていた。みんなが立っている「あちら側」だ。式が終わり次第、そそくさと自分の仕事に戻る側。今日は出ていく側だから、一通り挨拶周りをしたら「はい、さようなら」だ。車に乗ろうとしたら、「お見送りしますよ」と、車が出ていくまで手を振ってくださった。暖かい見送り方って大切だなと、思いやりの心が有難かった。

 数日前の送別式で、来年定年退職する人が「今日は来たくなかった。自分が来年この日を迎えることを考えると、胸が締め付けられる」と言われた。確かに、一年前になると心配で夜中に目が覚めて、ドキドキし始める。退職後に何をするか考え、いろいろ調べてあちこちに相談し、準備ができ始めると、逆にゆとりが出始める。これまでの肩書や経験をすべてリセットして、何者でもないゼロから出発するという覚悟ができたら、楽しみになった。「一年かけて準備してね」と声をかけ返した。

 2月から3月にかけて、人生の中でこれほどお花をいただいたことはない、というくらいたくさんのお花をもらった。最近はこんな花、こんな色が流行しているんだと、毎回写真にも納めた。撮りためた写真は記念アルバムにして、宝物にする。

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